まず躯体図完成後に、現場監督さん、関係職種さん(主に鉄筋屋)と打ち合わせを行います。
(※工程をもとに、工期内で完了させるため、大事な打ち合わせです)
計算機やパソコンを使って、躯体図の形状から、寸法、数量を計算して加工図を作るのと、その加工材の場所を示す建込み図を作ります。
ベニヤ、桟木を加工図通りに種類を選び、切断する人とそれを組み立てる人に別れて製作します。
躯体図通りに、柱の位置、壁の位置に墨付けをしたあと、それに沿ってベニヤ、桟木を敷き水平を見て(この上に型枠を建てます)水平スリット(耐震資材)や金物などの取り付けを行います。
03で加工しておいた型枠を建て込み図通りに配置して組み立てて行きます。
建込みが終わった型枠を、鋼管、パイプサポート、チェーンなどを使って垂直を取りながら、動かないように固める作業です。
打設には相番と言って、コンクリートを流し込んだ型枠が傾いたり歪んだりしていないか、打設が終了するまでチェックする作業です。
又は脱型とも言いますが、型枠の中へ流し込んだコンクリートが固まり決められた強度が(コンクリートの硬さ)出たら型枠を取り外す作業になります。
現場にもよりますが、解体後に仕上げ墨を行う現場もあります。
仕上げ墨とは、サッシ窓、ドア、造作に使う基準墨を出す作業です。